家のご近所、Norfolk Broads にて。
お久しぶりです!獣医師の川田彩代です。「少し間が空いてしまいました」と言うには恥ずかしいくらいの時間が経ちましたが、この春、ブログをもう一度始めることにしました。気持ちも新たに、また一緒に歩んでいただけたらうれしいです。
あらためて、こんにちは
はじめまして、あるいはお久しぶりです。イギリスに住んでいる小動物臨床獣医師、川田彩代です。
メルボルン大学の獣医学部を卒業し、イギリスのMRCVS(英国王立獣医師会)に登録して、もうずいぶんと経ちました。現在はイギリス東部ノリッジ(Norwich)近郊の動物病院でPermanent part-timerとして勤務しながら、ポーランド人の夫と5歳の息子と賑やかに暮らしています。以前は山田あかね監督のNHK動物福祉番組にゲストコメンテーターとして出演させていただいたこともあります。
…とプロフィールを並べると少し堅くなりますが、ふだんの私はごく普通に日々の仕事をこなし、休みの時は息子に引っ張られながら、そんな感じです。
ティドルのこと
以前からこのブログを読んでくださっていた方には、まずこちらをお伝えしなければなりません。
長年いっしょに暮らしてきた愛猫ティドルが、2年半ほど前に旅立ちました。18歳でした。
ティドルとの出会いは、私が最初に勤めた動物病院でのこと。患者として運ばれてきた彼を、ご縁があって引き取り、そのまま家族になりました。イギリスでの引っ越しを7回、ずっとそばにいてくれた子です。晩年に顎の骨にがんが見つかり、最終的には安楽死という選択をしました。
その経験はいまでも私の中に深く残っていて、動物福祉や安楽死についての考え方の根っこになっています。これからのブログでも、ティドルのことは折々に登場させながら書いていくつもりです。長く読んでくださっていた方、ご報告が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
このブログで伝えたいこと
「イギリスのペット事情・獣医事情を、率直にお伝えする」それがこのブログのいちばんの目的です。
UK在住の日本人ペットオーナーの方、日本からイギリスの動物医療に関心を持っている方、そして「いつか海外で働いてみたい」と考えている獣医師・看護師の方にも、現地の内側から見た情報を届けられればと思っています。
外から見るイギリスと、実際に中で働いてみるイギリスは、少し違います。その「ちょっとした違い」をできるだけ正確に、公平にお伝えしていきたいと思っています。
これからのコンテンツ予告
まずは以下のシリーズを順番にお届けする予定です。
- 獣医費用シリーズ:診察費・手術費・夜間緊急対応まで、UKの医療費の実態
- ペット保険シリーズ:保険の種類と選び方、注意点など
- ペット旅行シリーズ:ブレグジット後の ヨーロッパ旅行に必要な『AHC(動物衛生証明書)』とは
- 動物福祉シリーズ:イギリスは本当に「動物福祉先進国」なのか、率直に考えてみます
- UK 獣医職シリーズ:RVN(動物看護師)の働き方、獣医師のリアルな労働環境など
シリーズ記事のほかに、獣医・動物関連の時事ネタやホットトピックも随時取り上げていく予定です。たとえば新しいガイドラインのリリースや学会の動向など、「今これが話題になっている」という情報もできるだけタイムリーにお届けしたいと思っています。
最後に
以前このブログを読んでくださっていた方も、この記事で初めて来てくださった方も、ありがとうございます。まずは続けることを第一に、ゆっくりと更新していきます。
次回はまず「イギリスの動物病院、診察費ってどのくらい?」をテーマに書いていきます。ぜひまた読みにきてくださいね♪


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